多肉植物を購入していただけた際、出来るだけ送料を安く抑えてお届けしたいですよね。
例えばメルカリで商品を購入していただいた場合、らくらくメルカリ便の送料は750円もかかってしまいます。
これでは結局、売り上げの大部分が送料で消えてしまって虚しいですよね
そこで、本記事では多肉植物の送料を大幅に安く抑える方法をご紹介します!
先に結論からお話しすると、第四種郵便という発送方法を活用することで、送料を100円程度に抑えられます!
第四種郵便とは
郵便局の公式サイトによると、
次の郵便物で開封とするもの(蚕種を内容とするもので差出郵便局の承認のもとに密閉したものを含みます。)は、第四種郵便物とします。
郵便局公式サイト
- 通信教育用郵便物
- 法令に基づき監督庁の認可または認定を受け通信による教育を行う学校または法人とその受講者との間にその通信教育を行うために発受する郵便物です。
(法令に基づく監督庁の認可または認定を受けていない通信教育は、対象とはなりません。)- 通信教育用郵便物を発受しようとする学校または法人は、所定の届出が必要です。
- 点字郵便物、特定録音物等郵便物
特定録音物等郵便物を発受することができる施設- 植物種子等郵便物
- 植物種子、苗、苗木、茎もしくは根で栽植の用に供するものなどを内容とするものです。
- 学術刊行物郵便物
上記の分類のうち、植物種子等郵便物として利用するわけですね。
発送物の重量によって細かく料金体系が区切られてはいるものの、経験上はだいたい100円前後で収まります。
ここで注意すべき点として、第四種郵便で植物を発送する際、中身が見えるように梱包しなくてはなりません。
様々な梱包方法がありますが、私はよくペットボトルかフードパックを使って梱包をしています。
これまで70件ほど植物の取引を行ってきましたが、一度もクレームをいただいたことがなく、
「丁寧な梱包」だとお礼を言っていただけることも多いです。
以降でその2つのやり方について詳しく解説いたします!
フードパックで梱包する方法
比較的サイズの小さい苗はこちらの方法がオススメです。所要時間は5分程度。
用意するものは以下の通りで、どれも100均で手に入ります。
- フードパック
- カッター
- セロハンテープ
- ガムテープ
- 綿
- 発送情報を記載する紙
- 文字が書ければなんでもOK!本記事ではノートの切れ端を使用
②のとき、発送中に根が傷つかないように根をしっかり綿で保護してあげてください。
これで完成!こんな感じの梱包でも「丁寧な梱包」としてお褒めいただけることが多いです。
※最後の最後でセロハンテープを切らしてしまったのでマスキングテープを使用しています。
紙に記載する内容は特に決まっているわけではありませんが、私はいつも以下の形式で記載しています。
第四種郵便 多肉植物
<発送先>
発送先住所+氏名 様
<発送元>
発送元住所+氏名
ペットボトルで梱包する方法
フードパックに入り切らないサイズの苗はこちらの方法で梱包します。所要時間は15分程度。
用意するものは以下の通り。どれも100均で手に入ります。
- ペットボトル
- カッター
- セロハンテープ
- マスキングテープ
- ガムテープ
- 綿
- 新聞紙
それにしても地味な絵面ですね。
③は開封時の怪我を防止するのに役立ちます。気遣いが感じられるため、きっと印象も良くなるはずです。
④のとき、できるだけ根を綿で保護してあげるように意識してください。
新聞紙のような固い資材に直接触れていると、発送中に根が傷ついてしまうリスクがあります。
このとき、通気を確保するためにペットボトル表面にカッターで切り口を入れてあげると尚良しです。
なにやら特級呪物のような見た目ですが、これで完成です。慣れると工作のようで楽しいですよ
紙に記載する内容は特に決まっているわけではありませんが、私はいつも以下の形式で記載しています。
第四種郵便 多肉植物
<発送先>
発送先住所+氏名 様
<発送元>
発送元住所+氏名
ちなみに、今回の送料は130円でした!らくらくメルカリ便を利用するより620円も安いです。
第四種郵便を利用する際の注意点
第四種郵便にはデメリットもあります。
それはらくらくメルカリ便とは違い、郵便局 or 郵便ポストでしか発送ができない点です。
多肉植物を第四種郵便で発送したい場合、実質的には郵便局でしか利用できません。
近くに郵便局が無い方からすると、少し不便に思われるかもしれませんね。
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